2008年05月17日

読書日記 5月17日



題名:不機嫌な職場
著者:高橋克徳+河合太介+永田稔+渡部幹

出版社:講談社


読みやすさ:★★★★★5
印象度  :★★★3
総合   :★★★3

こんにちは〜。
久々に番外編ではなくて、日経読書です。
タイトルが良いですよね、
「不機嫌な職場」って・・・・・・・・・
働く人みな心あたりがあるのではないでしょうか!?

組織力とは「個人の力」と「個人間のつながり」の掛け算。
しかしここ15年間ほどは、個人の力を高めることに重きを置きすぎ、
個人間のつながりを弱める結果となった。...
仕事の定義を明確に持ち専門化と個人の成果を追求する一方、
個人の成果に関係はなくとも組織としては必要な業務をしなくなった。
つまり、組織の「のりしろ」や「遊び」をなくし、従業員間の「壁」を
高くし、組織の「タコツボ化」が進んだのである。
さらに弊害として、従来であれば社員間相互の協力により難なく解決できた問題が、組織として対応できず、その結果、顧客対応や品質問題でのトラブルが顕著となった。

これが不機嫌な職場を生み出した原因として本書は解説をしています。
この「タコツボ化」っていう言葉が、本書のキーワードとして
何度も出てきますが、みなんさんも心あたりありませんか?
業務が専門的・属人的になりすぎて、「これはあの人しか分からない」
ってみんなが口にしている場面ってよくありませんか!?
当人は「なんで私ばっかり!」ちっ(怒った顔)っていつも不機嫌な様子な事が
多いですよね〜。

職場にいて、静寂の中、パソコンのキーボードをたたく音だけがあちらこちらから高らかに鳴り響いているのに気づくことがある。意識を集中してキーボードをたたいているときに、周りの様子に気づかず、不意に声をかけられると仕事を妨げられたと厭な感じがすることがある。でもその自分の不機嫌さが周りの人を嫌な気持ちにさせて、それが職場全体に伝わり、職場が不機嫌になる...

そのような、不機嫌な職場にならないような取り組み事例が
4章の「協力しあう組織に学ぶ」で示されている。

グーグル:

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社内移動用の電動キックボードやセグウェイ、料理人が各国の料理を提供する無料食堂、フィットネスジムやサウナを完備したキャンパス、定期的に開催されるローラーホッケーのイベントなど充実した福利厚生サービス、猫以外のペットを持ち込み可能なオフィスやおもちゃなど遊び道具を持ち込める仕事部屋、ラバライトやゴムボールがあちらこちらに置かれた独特な企業文化で知られる。また、NASDAQ市場に公開するに先立ち、無料ランチを継続して提供することを宣言した。

グーグルでは、人と人が出会うことで、お互いの刺激を受け、それが創造性の源になる。人と人が協働を進める上でのベースとなると考えているからです。グーグルの経営者は、重要な仕事の一つとして「環境のデザイン」を
挙げています。それは
1、仕事環境のデザイン
仕事の評価の仕組みや認知の仕組みの事を指しています。
アイディアを思いついた人がサイトにアップし、それに対して世界中の
仲間がコメントを付与すると言う仕組みがあります。
2、価値観の徹底
フラット(上下関係のなさ)・リスペクト(相互尊重)・フェア(公正)
という価値観を組織の中に徹底しています。
3、公私混同の職場デザイン
仕事と生活を一体化することで、各人の持っている能力をフルに発揮する
仕組みができている

サイバーエージェント
次は、インターネット広告代理店のサイバーエージェントです。
ここでは、「評判情報の共有」に、力を入れることで、一人一人を
クローズアップする、お互いをよく知るための仕掛け、自然と
協力できる関係を生み出し、進化させています。

第一の仕掛け、自分たちの会社に自身を持ちたい
ミッションの提起とマキシズムと行動規範をつくりました。

サイバーエジェーントのミッション
cams[1].gif
このビジションをトイレのミラー写して、自分の姿を見るとともに
ミッションを意識しなおすようにしています。
また、マキシズムという行動規範を作り、全社員に配布をして
います。

第二の仕掛け、お互いによく知る、自分を知ってもらう
マネジメントを行うものは、ブログを立ち上げの義務化されている。
社内の人には、日々の出来事をリアルに感じることができると同時に
マネジメントの人の考え方、人柄を感じることで、身近に感じることが
できる。

藤田社長のブログ
http://ameblo.jp/shibuya/

第三の仕掛け、会社の成長と個人の成長を重ねる

社内公募による新規事業プランコテンストが実施される。
優秀者は事業責任者に抜擢されて、立ち上げ後は利益指標を
クリアーするごとに、Jリーグのように、J3→J2→J1と
ステップアップしていく。

第四の仕掛け、みんなで喜ぶ、みんなで認める

「二駅」ルール オフィスがある最寄駅あら二駅以内に住むと
家賃補助として3万円が支給される。
オフィスと自宅が近ければ、何かあらば飲みに行こう、集まろう
と自然となり、二駅と限定することで、自然と家が近くなり
部署を横断した交流が生まれやすい仕掛けを作っており、
実際に社員の70%がこの制度を利用しているそうです。

ヨリタ歯科クリニック:
グーグル→サイバーエージェント→ヨリタ歯科クリニック
と何やら不思議な感じがしますが、
この歯科はスマイル&コミュンケーションをもとに
患者さん・働くスタッフがワクワク楽しくなるような
仕組み作りをしています。

詳しい内容は、下記を参照してください。
ほんとに楽しそうですよ〜わーい(嬉しい顔)

http://www.yorita.jp/7secrets/index.html

これらの例は、すべて働く人同士が協力し合える組織
作りを行っています。
人間は自己最適化しやすい動物であり、「タコツボ化」
しやすいものです。それをお互いが「感謝」「認知」
することで、協力し合える組織ができるのです。ぴかぴか(新しい)

次回案内予定新刊
幸之助論です。

最後まで読んでいだいて感謝です。わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

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posted by プリン at 13:34| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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