題名:夢をかなえるゾウ
著者:水野 敬也
出版社:飛鳥新社
読みやすさ:★★★★★

印象度 :★★★★★

総合 :★★★★★

正直、おもしろいです。


自己啓発書のジャンルにおいて、「この手があったか!!」
が思わせる内容でした。
「変わりたい」願望の強かった普通のサラリーマンの前に、ある日ガネーシャというゾウの神様が現れた。
関西弁で語るガネーシャがサラリーマンに日々課題を提示する形で
物語(コント)は進行する。
そのガネーシャのセリフが心に残った。
・「人間は意識を変えることはできない」
「『具体的な何か』を変えなあかん」
・「人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まるんや」
・「期待は感情の借金やからなあ」
「期待してるかぎり、現実を変える力は持てへんのやで」
「もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や。」
・「やりたいことを見つけるために一番やったらあかん方法、それは な…『考える』ことや。」
「やりたいことを見つけるための方法は一つだけや。それは『体感』 することや」
・「『仕事』というのは、つきつめていけば『作業』ってことなんや」
「どんだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にするんや。」
・「一番効果的で劇的な変化が望めるんは…『誰かに才能を認められる』や」
・「自分には何か才能がある、自分にしかできない仕事がある、その ことに関してはあきらめたらあかん。見つかるまでそれを探し続 けなあかん。」
この水野敬也さんって、ぷりんは本書で初めて知ったのですが、
おもしろいですね〜

水野さんのブログ
「ウケる日記」
http://www.mizunokeiya.com
ちなみにガネーシャとは
![8[1].jpg](https://3book.up.seesaa.net/image/85B15D.jpg)
太鼓腹の人間の身体に 片方の牙の折れた象の頭をもった神で、4本の腕をもつ。障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とされる。インドのマハラシュトラ州を中心にデカン高原一帯で多く信仰されている。
ヒンドゥー教の体系の中では、シヴァとパールヴァティーの間に生まれた子供である。しかし、これはシヴァ系の宗教が独立したガネーシャ系の宗教を取り込んだ際の解釈だと思われる。現在でもガネーシャはシヴァ系のヒンドゥー教の一部である。
最後に「チャイナーマネーの時代」は、やめて
夢をかなえるゾウに変更しました。ごめんなさい・・・・

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