題名:ダメなら、さっさとやめなさい!
著者:セス・ゴーディン
出版社:マガジンハウス
読みやすさ:★★★★

印象度 :★★

総合 :★★

題名どおり、ダメなら、さっさとやめたいです・・・・
ハイ・・・。ストレス耐性がそんなに高くないので・・・
尊敬する神田昌典さんの大絶賛!
「この本には、ビジネス&自己啓発書100冊以上の
価値がある!」とのことだったので読んでみました。
神田さんのHP
http://www.kandamasanori.com/index.html
著者の言う、「やめてしまう」ことは、
集中と選択のことを指しており、GE ウェルチも
実行していましたが、「NO1になれるか!?」の事であり。
多くの人が、行き止まりである時に引き返せるかどうか?
本当に大切なことに注力できるか?を指しています。
勝ち組は何かを投げ出している。
悪びれずにすぐに投げ出す。
そして、「これだ!」と思える「運命の谷」に出会ったら、
その正しい目標のために、そこから這い上がろうと力を尽くす。
谷が深ければ深いほど、這い上がった時のご褒美も大きいこと
を知っている。
この書は、116ページの読みやすい内容であり、
古くからの格言などにあるように、今は辛くても頑張れば
いつかは・・・・と真っ向から否定をしている。
但し、余計な事は行わず、自分が注力すべき事(深い谷)には
這い上がって勝利をつかむことを論じています。
非常に見極めが難しいですよね〜
解説で神田さんが言っておりますが、戦略的にやめる
ことと自然のリズムの重視するようにすすめています。
神田さんには、10年にわたるコンサルティングの経験から
「春夏秋冬理論」でやめるときと始めるときを見極めを
行うように勧めています。
著者はやめるのは失敗とは違うと言っており、
我慢するのは、泥沼の中を這いずり回るものだ!と
言っています。兎角、精神論に走りがちな我々日本人には
気をつけなければと思ってしまいます。
次回案内予定新刊:
先んずべし
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