題名:できる人の教え方
著者:安河内 哲也
出版社:中経出版
読みやすさ:★★★★

印象度 :★★★★

総合 :★★★★

いやぁ〜。良かったッス。

著者は、予備校講師・企業内講師20年のキャリアが
あるために、非常に説得力があります。

そもそも、「教える」と言うことは、
部下の育成・後輩の指導・社内研修・子どもの教育など
ビジネスにとどまることなく、人生において必要な
ヒューマンスキルであるため、皆さんにオススメです。

第一章にて、「教師たるもの五者たれ」
【学者】100を知ってこそ1を教えられる。
【役者】人をひきつける力を持っているか。
【易者】相手の不安をキッパリ切り捨ててあげる
【芸者】学ぶ場を楽しくしてあげる
【医者】教える相手が、思考型か暗記型が見抜いて教える
最後の【医者】ですが、学習は思考と暗記の振り子であり。
バランスを整えることを指しています。
その他、相手のやる気を高めるコツなど
著者が現場一筋で、苦労して積み上げてきた内容なので
いわゆるマニュアル本にありがちな、
「正しいことは良いことだ」みたい表記ではなくて、
理由を明確にしているために、非常に納得感があります。

あとは、今のぷりんに気分にフィットしたことも大きいです。
やっぱり、現場で働いている人はいいなぁ〜っと。
次回案内予定新刊:マネジメント改革の工程表
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