題名:反転
著者:田中 森一
出版者:幻冬舎
読みやすさ:★★★★★

印象度 :★★★★★

総合 :★★★★★

面白いです!!
よく出版できたなぁ〜と言うのが読後の正直な感想です。
現在上告中の著者が、言われなき実刑判決をくらった場面から
物語がスタートします。
貧しい生い立ちから、司法試験合格。
エース(鬼)検事として、様々な汚職事件や不正融資事件を
手がけた後に一転して、弁護士になり
闇社会の弁護人として、暴力団の弁護士として
バブルの絶頂を極める。その後の以前に勤めていた
検察より詐欺容疑で逮捕されると言う
ジェットコースターのような人生です。
妻に本を貸したら、夢中になり読破が遅れました
すみません。売れているらしく、日経新聞の朝刊に
大きな広告出ているのを3回見ました。
橘玲氏や中森明夫の絶賛コメントもあり、
非常にオススメです。
暴力団・財界・政治家などの実名満載。
著者の意決した告白に脱帽です。
最後に著者が中村天風作品を拘置所の中で
繰り返し読み、口ずさむシーンが印象的でした・・・・
最後の最後で頼れるのは自分だなっと。
次回案内予定新刊:「富裕層の財布」
【関連する記事】